ラオス:ルアンパバーン県における焼畑耕作の抑制によるREDD+[早稲田大学]

2017年07月04日

焼畑移動耕作による森林減少・劣化が、世界で深刻化しています。ラオスのルアンパバーン県も例外ではありません。

 

早稲田大学による焼畑移動耕作の抑制プロジェクトでは、主要な生計手段である焼畑への依存度を軽減するため、技術普及チームを組成して村落レベルで代替生計手段の導入を進め、約3万ヘクタールの土地・森林を管理しています。

 

また、地元住民は森林に蓄積される炭素量を算定し、モニタリングするノウハウを学ぶことで、人と森が共存することを目指しています。

関連リンク

  • 本プロジェクトは、森林資源への過度な圧力となる焼畑移動耕作への依存度を軽減します。
  • 焼畑の火入れ直後(毎年3月頃)
  • 現地住民へのモニタリング指導:リモートセンシングを利用した測定手法を、真剣な面持ちで学んでいます。
  • 現地住民へのモニタリング指導:炭素蓄積量を算定するため、データを計測します。
  • 現地スタッフがモニター映像を見ながら作業する様子:衛星によるモニタリング映像が映し出されています。